2016年の買い物履歴〜買って良かった生活用品・仕事道具・有料会員ほか


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2016年も終盤。各種通販サイトでは年間ランキングが発表されている一方、個人のブログでも「今年買ってよかったもの」をまとめた記事が盛況な今日このごろ。みなさん、普段からいろいろ買ってるんですねー。これは僕も負けてられねえ!

──と対抗心を燃やしたはいいけれど、そもそもあまり「買い物」をしない自分。生活用品にこだわりはなく、ガジェットも興味があるのは一部のみ。どちらかと言えば、本・マンガ・CD・ゲームといったコンテンツにばかりお金を使っている気がする。なんてこった……ただのオタクじゃないか……。

それでもまあ、ネット通販を利用して買ったものだったり、お店で見かけて思わず買ってしまったあれこれなんかもあるわけで。2016年に購入・登録し、便利に感じた商品やらおすすめしたいサービスやらを、ざっくりとまとめました。

 

目次

 

【ウルトラフロス】寝る前の口内ケアに

とある同人誌で「これは役立つぞよ」と勧められていた関連記事のを見て、試しに購入。歯と歯の隙間を確実にお掃除、奥歯までしっかり届くデンタルフロスです。「どっかで見たことがあるような……」と思ったら、通っている歯医者さんで使っているものと同じだった。

9月中旬に購入して3ヶ月になる現在は、10本セットの最後の1本を使用中、2箱目をポチったところです。洗えば繰り返し使えて、しかもそこそこ長持ちする耐久性もあるので、コスパも悪くないように思います。レビューによれば、“2週間くらい使える”という方もいらっしゃる様子。

 

【FOCUSED SPACE】収納たっぷりの街歩き用リュック

リュックサック 街歩き フォーカスドスペース

ずーっと使っていたトートバッグがさすがにボロボロになってきたので、新しく買ったリュックサック。9月頃、ふらっと訪れた東急ハンズで目に入り、なんとなくビビッときた。

リュックサック 街歩き フォーカスドスペース リュックサック 街歩き フォーカスドスペース

ブランドは、サンディエゴ発の「FOCUSED SPACE」。効率性を重視した商品づくりをしているとのコンセプト。店舗でいくつか見たかぎりでも、見た目はさほど大きくないのに、アウトドアシューズがすっぽり入ってしまうようなバッグもありました*1

実際、こちらのリュックも多層構造になっており、ノートPC・タブレットなどをまとめて収納して持ち運ぶことが可能。さらにはミラーレス一眼やタンブラーもまとめて入る大きさなので、近頃はすっかりメインバッグに。10km歩いても肩が疲れない点も嬉しい。ありがてえ!関連記事

 

【MISFIT SHINE 2】肌身離さず、日々の活動を記録

活動量計 MISFIT SHINE 2

今年3月に買った活動量計。過去にNikeのFuelBandを2度もぶっ壊している自分ですが、こちらのSHINE 2は想像以上に長持ちしております。そもそも造りが単純だし、24時間いつも手首につけていても、全く違和感を覚えないほどの軽さ。

見た目のシンプルさとは裏腹に、日中の運動量(歩数・距離・消費カロリー)のほか、睡眠時間や眠りの質を記録してくれるなど、機能はそこそこ豊富。リチウム電池ひとつで6ヶ月は充電不要、しかも防水なので、変に意識することなく本当に「付けっぱなし」の生活を送っております。

 

【測量野帳】書きやすさ抜群のお手頃メモ帳

測量野帳

とあるライターさんのセミナーで「メモ帳は測量野帳がおすすめだよ〜」と聞いて、試しに買ってみた。以来、外出時には常に持ち歩いております。

“野帳”という読んで字のごとく、屋外で使うことを前提とした造りだけあって、その丈夫さは折り紙付き。厚く固い表紙が折れ曲がることはなく、立った状態のまま、下敷きなしで書くことのできるデザイン。胸ポケットに入るコンパクトさも相まって、「営業員時代に知りたかった!」と叫びたくなるほどの素敵ツールです。

測量野帳

枚数は40枚と少なめなので、何かまとまったことを書くには向かないものの、ふと思い浮かんだアイデアや予定を「とりあえずメモっておく」には便利です。1冊300円もしないお値段も魅力、セット販売ならそれ以上安く買い求められるので、予備をストックしておきたいところ。

 

【ポメラ DM200】デジタルメモで記事執筆がはかどる

ポメラ DM200

今年の高額出費その1。前々から気になっていたポメラ先輩、その新型が出たと聞いて、ついに買ってしまった。パット見たかぎりは「デカい電子辞書」。しかしその実態は、とにかく「キーボードで文章を書く」ことに特化した、最高の執筆ツールなのでした。

というのも現在、メインで使っているノートPC(MacBook Air, 11-inch, Mid 2012)のバッテリーが摩耗しまくっていて、外に持ち出す際には電源の有無を気にせざるを得ない状況がありまして……。新たにMacBookを買うにしてもお金がかかるし、結局は数年でバッテリーが死ぬだろう、と。

ポメラ DM200 ポメラ DM200

そこで目をつけたのが、このデジタルメモ「ポメラ」。バッテリーの持続時間は言うに及ばず、それ以上に「書く」ことを突き詰めたデザインに惚れた。パソコン・スマホだとどうしても気が散ってしまうため、「テキスト入力」に特化したツールは魅力的に感じたのです。

今ではすっかりその快適さにハマり、積極的に持ち出して使っています。キーボードの叩き心地がこれまたよく、家にいるときでも開きたくなる魅力がある。執筆データの送信も可能なので、極端な話、ポメラとスマホだけでも快適に長文・ブログが書ける嬉しさ。来年もお世話になります。

 

【TREK Émonda ALR 5】憧れのロードバイクでどこまでも

ロードバイク TREK Émonda ALR

今年の高額出費その2にして、我が四半世紀の人生において過去最高額のお買い物。ロードバイクである。「乗用車の運転は好きだけど、マイカーを買うことはきっとないだろうなー」と考えていたら、別の “車” を買ってしまった。ノリと勢いって怖いね! HAHAHA!

とはいえ、小学生のころから、隣の市までマウンテンバイクを走らせてヒャッハーするレベルのチャリンコ小僧ではあったため、前々から興味はあったのです。渋滞も維持費も何のその、乗用車よりもお手軽で、己のエネルギーを糧にどこまでも走る素敵な乗り物。ただし、天気には弱い。

晴れた週末にはチャリに跨り出かけるようにはしているものの、総走行距離はまだ400km程度の初心者。とりあえず、活動範囲が広がったことが今は楽しくて仕方がないので、徐々に慣らして体力もつけていきたいです。ウェアとかバッグとか少しずつ買い足さなきゃ……嗚呼、出費……(白目)

 

【FUJIFILM X-E2】片手に持って出かけたくなる、ミラーレス一眼カメラ

ミラーレス一眼 FUJIFILM X-E2

今年の高額出費その3。それまでは型落ちのコンパクトデジカメか、もしくは家族共用の一眼レフを借りて使っていたのですが、こちらでミラーレス一眼デビュー。そろそろ “ちょっと良い感じのマイカメラ” が欲しくなってきたので、えいやとポチりました。

こちらのX-E2を選んだ理由としては、「フル一眼はさすがに高すぎる」こと、「そもそも高性能カメラを生かせる撮影技術・知識がない」ことなどが挙げられます。安すぎず高すぎずの価格帯で、初心者でも使いながら学んでいけそうな機種として、X-E2を選びました。

ミラーレス一眼 FUJIFILM X-E2 撮影例

また、ちょうど『ポケモンGO』が配信開始されたタイミングで買ったこともあり、この夏は特に、外出する際にはカメラを持ち歩いていたように思う。あちこちへ足を伸ばしてファインダーを覗き込むのが楽しく、自然と行動範囲を広がった感じ。

先ほどのロードバイクと合わせて、それまでは行かなかった場所へ行き、歩かなかった(走らなかった)距離を移動するようになり、我ながらアクティブになったような気がする(たぶん)。写真撮影の勉強はできていないけれど、わからないなりにいろいろ試すのも楽しいです。

 

【ポケモンGOプラス】めざせポケモンマスター

ポケモンGOプラス

スマートフォンアプリ『ポケモンGO』の補助デバイス。アプリの配信開始から半年近くが経ち、さすがに街中で遊んでいる人を見かける機会は減ったものの、今も品薄状態が続いている様子。ふらっと足を運んだポケモンセンターで並ばず買えたのは、運が良かったんですね……。

購入前は「3,000円も払って買う価値があるのかしら……」などと半信半疑だったけれど、実際に使ってみるとこりゃあ良い。外出時に起動してポケットに忍ばせておけば、立ち止まることもスマホを操作することもなく、街を歩きながらポケモン捕獲&アイテムゲットができる。

ゲーム性が置き去りにされている感じも、あるにはあります。ただ、ある程度までポケモンを集めると作業になってしまいがちな「ほしのかけら」と「アメ」集め、そしてタマゴを孵化させるにあたっては、むちゃくちゃ便利。むしろ “作業” の部分を肩代わりしてくれる補助ツールとして、アプリを長く楽しむのに一役買っているという印象でした。

 

【IIJmio】MVNOに乗り換えたら節約になった

格安SIM MVNO IIJmio

買い物……というか “乗り換え” ですが、これも等しくサービスの購買活動であるわけで。3月下旬、それまで10年にわたってお世話になったauからMNP、脱キャリアして、IIJmioに乗り換えました。

それから半年以上が経ち、今のところは大きな不便もなく継続利用中。データ通信5GB+音声通話付きの「ライトスタートプランで契約し、12ヶ月間毎月+1GBのキャンペーンも適応。「6GB+音声通話」のサービスに対して、月々2,399円(税込)を支払っている格好です。節約ばんじゃーい。

 

【シネマシティズン】極上爆音上映はいいぞ

立川シネマシティ ガルパン 極上爆音上映

今年は間違いなく、人生において「最も多く映画を観た年」であり、「映画館へ足を運んだ年」でもありました。──それもこれも全部、立川シネマシティのせいだ。これまではレンタルで済ませていた映画鑑賞も、特別な体験ができると聞けば、映画館に行かざるを得ないのです。

今や広く知られているように、どデカい高額スピーカーを完備した立川の映画館・立川シネマシティには、「極上爆音上映」「極上音響上映」という特殊な上映スタイルがあります。昨年の『マッドマックス』でその “音” に魅了され、『キングスマン』『スター・ウォーズ』と続き、年明けの『ガールズ&パンツァー』で病みつきになった。これは、通いたくなる……!

そんなこんなで登録したのが、有料会員制度・シネマシティズン。半年会員600円、もしくは年会費1,000円を支払うことで、映画がいつでも平日1,000円土日祝1,300円で鑑賞できるという、素敵なシステム。すぐに大人料金分の元は取れてしまう、親切設計です。

しかも極上爆音(音響)上映でもお値段据え置き=平日1,000円とくりゃあ、もう登録しない理由がない! 今年は『ガルパン』『シン・ゴジラ』の極上爆音上映と、『君の名は。』の極上音響上映を、それぞれリピートした感じ。本当に会員になってよかったと思うし、来年もお世話になります。

 

【Amazonプライム】見放題に聴き放題、器用貧乏がちょうど良い

Amazonプライム
Amazon.co.jp: Amazon Prime

「ヘビーユーザー向けの有料会員サービス」という印象が強く、今ひとつ惹かれる要素のなかったAmazonプライム。しかし、プライム・ビデオにPrime Musicという見放題・聴き放題サービスが追加されたことで、急に気になる存在に。

最初の30日間は無料で試せると聞き、しばらく使ってみたところ──思ってたよりもええやん! ということで、そのまま会員に。ぶっちゃけ、自分としては「最新作を含むアニメを数多く配信している」というだけで充分に元が取れるので、何の躊躇いもなく登録しておりました。

プライム・ビデオ アニメ
Amazon.co.jp: プライム・ビデオ

一方で、他の見放題サービスと比べてラインナップは中途半端だし、Prime Musicもそんなに頻繁に使うわけではありません。でも同時に、 通販・映画・音楽といった複数ジャンルにわたるサービスを、“Amazon” というひとつのプラットフォーム上でまとめて利用できるのは大きい。

一口に言えば、「痒いところに手が届く」というか……「ちょうど良い」んですよね。映画をがっつり見るわけでなし、日頃から音楽を聴きまくっているでもなし、毎週のようにネット通販を利用しているわけでもないけれど、そのすべてを「ほどほどに楽しめる」バランス感。Amazonだけで完結してしまうプライム特典の多彩さは、年会費を払うだけの価値がありました。

 

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