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ぐるりみち。

日々日々、めぐって、遠まわり。

『ポタパスタ』で格安ランチ!生パスタが380円で食べられる

グルメ グルメ-ランチ

ポタパスタ ランチ

 

 たまたま見つけて、なんとなく入ってみたお店が、話題の飲食店だった。
 なんだか、ちょっと嬉しい。

 

渋谷で出会ったコスパの良い生パスタランチ

 ――ランチのお店選びにおいて、何を重視するか。
 これは、人によって違ってくる大問題でありましょう。

 

 「味」の評判はもちろんのこと、お店の「外観」「清潔感」を気にする人も少なくない。たとえ短時間の滞在だろうと、おいしい料理を口に運びながら、気持ちよく過ごしたいと思うのは自然な感情でしょう。せっかくのお昼ごはん、リラックスして味わいたい。

 あるいは最近の傾向として、何よりも「話題性」を重視する人も少なからず見受けられる。テレビやネットで紹介されていたお店であること、個性的な料理が出てくること、InstagramやFacebookで共有する際に見栄えがいいこと――などなど。多くの人が関心を持ち、話のタネにもなる「食」の話題は、日頃から仕入れておくに越したことはありませぬ。

 

 かくいう僕も、割とそういった「雰囲気」や「話題性」を意識しつつお店探しをしているのですが(ブログのネタになるし)……この日に限っては、そんな余裕はなかった。

 スマホの画面に表示された時刻は15:00を過ぎており、お腹はペコペコ頭はパー。とりあえずメシを食うべく渋谷駅に降り立ち、てけとーなお店に入ろうと駅前をゾンビが如くさまよっていたのでした。スタバはいっぱいだし、牛丼は昨日食ったし、ぐおお……。

 

ポタパスタ ランチ

 そんななか、ふと目に入ったショーケースに、ビビッときた。


 ――パスタである。
 すぱげっちーでござる。

 

 瞬間、脳裏に浮かんだのは、千葉県発祥の某イタリアンチェーン。……そうだ、いわゆる“スパゲッティ専門店”は値段もお高いけれど、例の千葉リアンならば、ペペロンチーノがむっちゃ安いじゃないか。時間も時間だし、宮益坂の店舗まで歩いてそこでランチにしようか――と。

 はたから見ればそれは、偶然に見つけたパスタ屋さんのディスプレイを見て、連想した無関係なお店のほうへと向かわんとする図。なんとまあ、失礼なことこの上ない。……でもだって、しょうがないじゃん。安く済ませたいじゃん。どうせ1,000円近くするんでしょー? と、値段を見て、

 

ポタパスタ ランチ

 ミートソースが420円……だと……!?

 

 え、だって、某サイゼのミートソースが399円だよ? 駅から離れた某サイゼと比べても大して変わらないこのお値段、安くね? サイゼまで歩くのもダルいし、もうここでよくね??

 ――よし、入ろう(即決)

 

380円から食べられる、本格生パスタ

ポタパスタ ランチ

 というわけで、おじゃましたのはこちらのお店。4月に渋谷マークシティ横にオープンしたばかりだという、『自家製生麺専門 POTA PASTA』さんでござる。ちょいと情報があまり引っかからなかったんだけど、どうやらこちらが1号店っぽい?

 

「乾麺のパスタは茹で時間が長いこともあり、客席回転数があまり見込めません。そうした要因もあって、従来の業態では、パスタ一皿に対し1000円前後という慣例化した価格設定に甘んじていた部分があるのではないかと。今回のPOTA PASTAでは、長い間ぽっかりと空いていたように見える“低価格の本格パスタ業態”というゾーンに本気で取り組み、このマーケットを勝ち取りに行くつもりです」

本格パスタのファストフード化に挑む!越後屋が、低価格パスタの新業態「自家製生麺専門 POTA PASTA(ポタ パスタ)」を4月1日渋谷マークシティ横にオープン - フードスタジアム

 

 こちらの記事によれば、『立喰い焼肉 治郎丸』や『炭火焼干物食堂 越後屋』を経営している企業の新業態だそうな。前身となる讃岐うどん専門店で社長さんが習得したノウハウを用いており、独自開発の生パスタを提供しているとの話。

 ――実際に食べたあとに記事を読んで、「ああ……どうりで…」と思わず深く頷いてしまった。その安さにもビビったけど、お値段だけでなく“生パスタ”の衝撃もそこそこあったのです。近くにあったら、定期的にランチで使いたい。

 

ポタパスタ ランチ

 さて、ビルの2階、かなりコンパクトサイズな店内に足を踏み入れ、食券を購入。まだ新しいお店ということで、内装はきれい&おしゃれ。その割に店員さんの威勢がよく、ギャップがちょっとおもしろかったです。ラーメン屋ほどじゃないけど、厨房のおにーさんが元気。

 カウンター席に腰掛け、窓から外に目を移すと……すごく……“無料案内所”の文字がよく見えます……。パチンコ屋の前にはいかついおにーさんの姿がちらほらと見受けられ、内と外のギャップがこれまた強烈。異次元に飛び込んだ印象すらある。楽しくなってきた。

 

ポタパスタ ランチ

 着席してから5分ほどで、料理が登場。伝説のミートソース(420円)です。何が「伝説」なんだろうか。飲食店でこの字面を見ると、『腹八分目』の「伝説の若鶏唐揚」が思い出されるのは僕だけかしら。あれもよくわからんけど、コスパは良いしおいしかった。伝説って? ←ああ!

 

ポタパスタ ランチ

 レジェンドの正体を想いながらも、何はともあれ、まずは一口。……瞬間、圧倒的なモチモチ感が口内を支配した。「生パスタ」と聞いて想像していた食感の、1.5倍以上はモチモチしている(※当社比)。ちなみに食券は「太麺」と「細麺」が選べますが、今回は太麺を選択しています。

 一方、格安ということで“ミートソース”の部分が残念かと思いきや、まったくそんなこともなく。程よく濃厚で味わい深い和牛は、ファミレスで食べるミートソースのそれよりも断然おいしい。ソースの中にゴロゴロと転がっており、食べごたえもあります。さすがはレジェンド。

 ――と、しばらくは素直にうめえうめえと食べていたのですが、途中、はたと既視感に気づいてしまった。この麺の太さとモチモチ感、フォークに絡めてお上品に食べつつも、なんとなしに啜りたくなるこの感覚。感じる……感じるぞ……! 遥か西方の地の風を……!

 

 そうだ……! こいつは…… UDON だ……!!

 

 意識した途端、店内に立ち込めるKAGAWAの空気。なるほど、太さといい、茹で加減といい、このモチモチの正体をUDONであると考えれば合点がいく。先ほどの記事にもあったとおり、このお店のパスタはパスタでありながら、UDONの血筋を受け継いだイケ麺だったのだ……!

 ――という軽口はともかく、そういったUDONっぷりも含めて、個人的には好みのパスタ屋さんでございました。人によっては好みが分かれるかもしれないけれど、多くの商品がワンコインで食べられる安さも相まって、好きな人はとことん好きになりそう。

 

 僕は今回通り掛かるまで知らなかったのですが、あとで調べてみたら、メディアではたびたび紹介されている話題店らしいですね。実際、別の日にはテレビカメラが入って行くのを目にすることもあったので。話題性もあるし、店舗数も増やしていくのかしら……。

 ちなみに、ネット上で確認できたかぎりだと、他には大森と、9月1日には三宮にもお店がオープンしたばかりだそうな。格安パスタの話題店ということで今後の展開も気にしつつ、また近いうちに食べに行こうと思いまする。次は、イチ押しらしい「奇跡のボロネーゼ」にしよっと。

 

店舗情報

 

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