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ぐるりみち。

日々日々、めぐって、遠まわり。

あんぱんだけで20種以上!浅草『あんですマトバ』でパンランチ

グルメ グルメ-ランチ

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 某日、ふらっと浅草へ向かった。地下鉄の駅から地上に上がり、何はともあれ雷門から浅草寺へ――と思ったら、なんと門が工事用のシートに覆われているじゃありませんか。どうやら屋根の瓦が落下したことで、緊急点検中らしい*1。あらら、残念。

 仲見世通りをぶらぶらしながら浅草寺本堂へ向かうも、観光客の長蛇の列を見てお参りを断念。したらば、神谷バーで電気ブランをいただきつつ、遅めのお昼ごはんを食べようか――と向かったら、こっちも閉まってた。なんでやねんと呟きつつよく見れば、「定休日」の文字。おうふ。

 

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 致し方なし。ならば、せっかくだし新規発掘すんべと考え、浅草寺本堂の裏っかわまで歩いてみる。ここまで来ると人の数も減り、ぼちぼち落ち着いた雰囲気に。

 見上げれば晴天。また外でパンを頬張るのも悪くないかもしれない――と考えたのが先か、お店が目に入るのが先だったかは覚えていない。けれど、ふと見やれば、そこには一軒のパン屋さん。こりゃあもう、お昼はここで決まったも同然。おじゃまいたしまする。

 そんなこんなで、浅草の『あんですマトバ』さんでパンを買ってきました。

 

 

 創業90年の製餡所の“餡”を使ったパン屋さん

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 浅草寺の裏側、言問通りの交差点にお店を構えているベーカリーが、こちらの『あんですマトバ』さんでございます。見れば、平日の14:00という時間帯にも関わらず、地元の方らしいお客さんが頻繁に出入りしている様子。……早めのおやつかしら?

 “マトバ”という名前が示すとおり、こちらで使っているのは、株式会社的場製餡所の餡だそうな。検索してみると、なんと大正12年創業、老舗の製餡所でござる。北海道産の小豆を100%使用した、家庭用の餡が主力商品。「いい案なら、まとばの餡」*2のコピーが、なんか好き。

 

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 遠目には「学習塾の合格実績かな?」と見間違えてもおかしくなさそうな形で貼られた横並びの紙は、お店のメニュー。しかもよく見ると、これ全部、あんぱんじゃないですか!

 こしあんぱん、小倉あんぱんの王道に始まり、黒ごまあんぱん、みそあんぱん、甘栗あんぱんときて、さらには、メロンあんぱん、パンプキンあんぱん、珈琲あんぱんまで。並んでいるパンを余さず買ってきて、食べ比べたいレベルのラインナップだ! あんぱんパーティーだ!!

 

程よい甘さの“あんぱん”を存分に頬張る

 とは言え、大食漢でない自分が食べられるパンの量はそれほど多くなく、あんぱんばかり買っても甘さに飽きてくるんじゃないかという懸念が。そこで今回は、あんぱんを2種類と、その他のパンを2種類、系4つのパンを買ってバランスを取ることに。あんぱんパーティーはまた今度。

 

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 結果、このようなセレクトになりました。こしあんぱん(140円)焼き芋あんぱん(140円)甘夏パン(160円)ハーフサイズピザ(280円)の4点でござる。

 

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 まずはランチということで、菓子パンよりも先にハーフサイズピザをば。パン屋さんの調理パンとしては鉄板ですが、こちらは見た目の割にお腹にたまる一品でござった。

 と言うのも、土台となる生地と、上に乗っているチーズや具材との間に、じゃがいもさんがたくさん挟まっていたのです。これはお腹にたまる、良いものだ。味自体は割と普通だったものの、もう少し早い時間に行って、焼きたてを買えばもっとおいしく食べられたのかな、とも。

 

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 そして王道、人気もNo.1の、こしあんぱん

 手のひらサイズのパンを持ってみると、ちょっとした重量感。中に結構な量の“奴”が入っている感じの重さですね……。下から見れば、明らかにあんこが潜んでいることがわかる見た目である。

 

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 割ってみると、思っていた以上の「あんこぎっしり!」感はなかったものの、それでも少なくない量の黒い物体が。一口食べると、甘すぎずしつこすぎず、なめらかさも感じられる餡が、歩き疲れた体に活力を注入してくれる感じ。当然、コンビニパンとは比べ物にならないおいしさ。

 パン屋さんの、しかも老舗の製餡所の餡を使って作っているだけあって、味は折り紙つきでございます。また、口に入れるまで気づかなかったのだけれど、パンの上部中心あたりには桜の塩漬けが練りこまれていたらしい。「なんか良い匂いの塩味!?」が飛び込んできて、ビビった。

 

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 お次はこちら、おすすめ商品として並べられていた、甘夏パン(名前は別だったかもしれないです) 

 内側のクリームの甘さが際立つ一方、中央に添えられた甘夏の果実の酸味がうまく混ざり合い、思わぬおいしさを発揮。甘さと酸っぱさのコラボレーションを、いつまでも味わっていたくなる。パン生地自体もほんのり甘めで柔らかい、おやつにぴったりのパンでした。

 

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 そして、真打ち登場。見るからにおいしそうな色合いの、焼き芋あんぱん

 さつまいもに安納芋に紫芋など、“イモ”類を餡にして使った甘味は、各地のおみやげ屋さんなどで目にするもの。こちらもその系列の“芋餡”であり、味も想像しやすいものかと。

 けれど、この焼き芋あんぱんはやはり、餡が違う。舌触りの良いなめらか&しっとりした味わいに、イモ本来の甘さが織り込まれているような。“焼き芋”と称するだけあって、ほんのり香ばしさを感じる……と思ったら、ゴマの風味も飛び込んできて、すばらしいアクセントに。

 

 再購入必至の、素敵なあんぱんでございました。これは次に訪れたときに、他のあんぱんを試すのも楽しみになってこようというもの……!

 というわけで以上、浅草『あんですマトバ』のパンを買って食べてみた感想でした。浅草寺奥のあのゾーン、なにげにパッと見て気になるお店が多く、食べログで調べてみても評価が高いところばかりなので、遠くないうちにふらっと足を運ぶかもしれませぬ。次は、飯物にしよう。

 

 

店舗情報

 

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