『日本に殺されず幸せに生きる方法』を読んで


 

 秋葉原の有隣堂にて発見。そのまま購入しました。谷本真由美@May_Romaさんの新著、『日本に殺されず幸せに生きる方法』

 売れ筋ビジネス本コーナーの裏で展開されていた、「ノマドと社畜コーナー」の中にちゃっかり紛れていたので、自然に買っちゃいました。前の2冊も面白かったし。というかあの棚展開はなんだ。営業本やら自己啓発本やらの反対にノマドコーナーて。

 

 著者の既刊がそれぞれ、

  • ここがヘンだよ日本人!~働き方編~……『ノマドと社畜』
  • も~~っと、ここがヘンだよ日本人!……『日本が世界一「貧しい」国である件について』

 といった内容であったのに続いて、今作は、日本のヘンなところについて、外国(主に欧州、英国)との比較によって掘り下げたものになっております。

 

 「こんな日本でどうすんじゃい!」とか「イギリスに学べ!」とか書いてあるけれど、著者のシンプルにして明確な提言はただひとつ、「お前ら、うだうだ言ってないで行動に移せ!」ってことだと、僕は受け取った。

 

 ぶっちゃけ、先行きは不安だし、不満はいっぱいだし、仕事辞めて食っていけるのかも怪しいけれど、だからと言って現状に甘んじてちゃダメなんだ、と。

 自己啓発書を読んで、共感して、「俺はやるぞー!」なんて、その瞬間だけモチベーションを高めても意味が無い。動け。変われ。変えろ。

 

 言葉にすれば簡単だけど、実践するにはとても難しいこと。敷かれたレールの上を歩いてきた僕らにとっては。

 だから僕は、考えたい。今のところは。どうすればいいか。何を学べば良いか。何がしたいのか。そして、いつ動けば良いか。

 

 動くため、変えるため、僕らにはやることがたくさんある。

 ――いつやるの?

 

 

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